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依然として多い葬儀サービスの料金トラブル-「家族葬だから安い」と思っていませんか?-

印刷用ページを表示する 掲載日:2026年6月8日更新 ページID:0424081

依然として葬儀サービスの料金トラブルが多くなっています。「家族葬だから安い」と思っていませんか?

全国の消費生活センター等に寄せられる葬儀サービスに関する相談は増加傾向で推移しており、年間で900件前後となっています。令和6年の死亡数は約161万人で厚生労働省が調査を開始して以来最多となりました。死亡数の増加とともに、葬儀の取扱件数も増加していると考えられます。また、葬儀の形態も変わりつつあり、家族葬、一日葬、直葬など、さまざまな葬儀のニーズが高まっています。

 こうした葬儀形態の変化やサービスが多岐にわたり費用の項目も複雑になっていることに加え、親しい人との死別という事態に冷静な対応ができなかったり、葬儀社の説明や消費者の理解が不足したりしていると、葬儀の料金やサービス内容をめぐりトラブルになることもあります。葬儀費用が想定した金額を上回り、高額な料金に納得できないという「高価格・料金」に関する相談の割合は、増加傾向にあります。

 そこで、相談事例を紹介し、トラブルの拡大防止のため、消費者に注意を呼び掛けるとともに、関係機関に要望と情報提供を行います。

 

図.PIO-NET*1における「葬儀サービス*2」に係る相談件数の年度別推移と「高価格・料金*3」に関する相談の割合の推移

    図.PIO-NET*にみるエアコンの修理に関する年度別相談件数の推移

​※2024年度同期件数(2025年3月31日までのPIO-NET登録分)は911件

 

  • *1: 消費生活センター等からの経由相談は含まれていない。本図の相談件数は、2019年度に受け付け、2026年3月31日までに登録された分。
  • *2: 葬儀サービスとは、葬儀社が行う葬式のほか、火葬場、斎場、僧侶の依頼等葬式に関連する相談も含まれる。
  • *3: 相対的にみて高いか否かにかかわらず、相談者が高いと申し出た場合

相談事例

・ネット広告で家族葬を取り扱っている葬儀社を見つけて依頼したところ、高額な契約となった。

・一日葬は約30万円とのチラシを見て依頼したところ、約80万円の契約になった。料金に含まれるものもチラシと異なっており、納得できない。

・「家族葬50万円」との表示を見て葬儀社に依頼したところ、高額なプランを案内された。見積書には明細がなく、追加費用も発生したため、総額200万円を超えた。

消費者へのアドバイス

・葬儀の希望やイメージを考えて情報収集をしましょう。

・葬儀社との打ち合わせは親族や第三者など複数で行いましょう。

・見積書は必ず受領し、内容(明細)をよく確認しましょう。

・不安に思った場合やトラブルが生じた場合には、すぐに最寄りの消費生活センター等に相談しましょう。

*消費者ホットライン「188(いやや!)」番
最寄りの市町村や都道府県の消費生活センター等をご案内する全国共通の3桁の電話番号です。

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